はじめに

• システムの目的：データベースを活用した「電気設計情報」の標準化及び、設計業務の自動化
• 利用者：プログラム設計者

スコープ（旧はしご君からの変更点）

• 入力作業の簡略化（データベースリレーション活用）
  • KDX Designer側からもデータを変更できるように
  • C#:WPFフレームワークでUIとロジックを記述（Blazorに近い感覚でコーディング）
• プログラムのC#置き換え
  • Visual BasicからC#に置き換え、LINQを活用してコード量を削減。
  • 以前よりもオブジェクトとしてコントロールできるように意識。
• ラダープログラム構造の改善
  • デバッグ工数削減の為、工程と出力のみのシンプルな構成を目指す。
  • 工程タイム、工程順送り、エラー関係は

スコープ外

• RDBの活用
  • 本格的なRDBを使った方が共同作業しやすく、拡張性が良い。
  • しかし下記の観点からACCESSを採用。
    • 使える機能を限定して、分かりやすいUIで作業
    • 入力作業の簡略化（コーディング不要で直接入力可）
  • 但し将来的にはRDBに置き換え、データドリブンな設計業務をめざしたい。
    • IO割付, 結線図, 系統図, ラベル印刷, 工程図

技術スタック

• Microsoft ACCESS

  • 簡易データベース

    ACCESSの使い方（初心者向け） - たすけてACCESS

• .NET 8.0

  • マルチプラットフォーム対応

    .NETの全体像を理解したい

• C#:WPFフレームワーク

  • 最新.NETに対応（今回は .NET 8.0）

    WPF とは｜WPF 入門

• C#:LINQ

  • SQL利用前提のC#構文でコードを簡素化

    はじめての LINQ - Qiita

• C#:Dapper

  • .NET用のマイクロORM（EF CoreはACCESS利用不可）

    【C#】Dapper忘備録【基本編】 - Qiita

KDX Designer概要図

classDiagram
    direction LR

    class 工程図{
				+動作タイミング
        +シリンダ情報
    }

    class IO割付表{
        電気的な接続先の情報
        +センサアドレス
        +シリンダアドレス
    }

    class インターロック{
        シリンダが干渉なく動ける条件
        +インターロック
        +手動操作情報
    }

    class ACCESSファイル:::styleClass{
        -各種テーブル
        別定義
    }
    
    class ラダー:::styleClass{
        -工程プログラム（工程タイム内蔵）
        -出力プログラム（エラー内蔵）
    }

    class KDX_Designer{
        CSVファイル変換
        -Form
        -Process
        -Output
    }

    class デバイスコメント{
        -Lデバイス
        -Mデバイス
        -Tデバイス
    }

    工程図 --|> ACCESSファイル :手入力
    工程図 --|> ACCESSファイル :手入力
    IO割付表 --|> ACCESSファイル:自動変換
    インターロック --|> ACCESSファイル:手入力
    インターロック表 <|-- ACCESSファイル:csvから逆に出力"ILファイル
    
    ACCESSファイル　--|> KDX_Designer :Dapper,読出し
    KDX_Designer　--|> ACCESSファイル :Dapper,エラーチェック
    
    KDX_Designer --|> ラダー :Process,Output
    KDX_Designer --|> デバイスコメント :MakeComment

旧はしご君差分